このときのタンク内の温度は設定温度に近く、午後三時頃までに自然放熱により、三.五度は低下するが、再循環開始のタイマーが働き、一時間から二時間は再蓄熱をさせることができ、深夜まで補助暖房器を使用することなく過ごすことができる。リフォームなど大きな出費をしなくても、有効な地震対策も有ります。また、このシステムは、冷房も可能にし、暖房とは反対に冷気の落下によって自然対流をうがなし、冷輻射によって室温を一定に保つことができる。

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冷風のきらいな方や冷房病で悩んでおられる方にとっては、最高のシステムである。高気密・高断熱住宅は、冬暖かく夏冷たいという表現を使っている施工メーカーが大部分であるが、実際生活している方のほとんどが、夏の暑さに悩んでおられ、冷房のためのランニングコストの増加を招いていると、苦情を寄せている。この原因は、前にも述べたように、高気密・高断熱住宅そのものが、冷房の必要性を感じないカナダで開発されたものであるため、暖房を中心としたエネルギーの削減を目的としているからである。仮に室内が保温状態で温度が上昇しても、窓を閉けることにより、室内から外に向かって気流が発生し、さわやかな室温を得ることができる。これに対し我が国での夏期の条件は、外気温の方が室温より更に高く、水蒸気量が多い。このため窓を開けると、室内に向かって湿った暖かい空気が侵入してくる。従って冷房なしでは過ごせない室内環境が生まれる。

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