冬期の暖房によって、断熱材の気泡に閉じ込められた空気は、対流が発生しないので保温状態を保つ。この状態は夏期まで持続され、冬期とは逆に室外からの熱、即ち灼熱の太陽によって外壁が暖められるから保温状態は持続され、室内側は熱輻射により高温となるのは避けられない。エアコンで室温を下げるのは簡単なことであるが、エネルギーの無駄が多くなる。加えて室内と壁体内との温度差によって結露の発生が心配される。一般の住宅では、暖房を止めて室温を五度下げるのに、一時間しかかからないのに、高気密・高断熱住宅では四時間もかかるというのは、保温性に優れているからである。夏期に適応した保冷を保つためには、自然の力だけでは無理なことが、御理解いただけると思う。昔から当たり前のように言われている安全な方法は改めて確認しましょう。その他の不動産に関する情報は、←こちらのサイトからたくさん見られます。これを実現したのがリサイクルヒーティングシステムで、全室を冷房するのに大型のエアコンか、何台ものエアコンを使うより遥かに省エネルギーである。この設備を設置した家を訪れた人は、まず玄関を入った途端に暖かいのに驚く。更にリビングに通じる廊下に扉がないのに気づき、暖房器の場所を探し始める。一階と二階を隈(くま) なく見て廻り、温度差がないことに気づく。最後に、リビングの椅子に座って、お茶を飲みながら、自分達はスリッパを履いていないのに暖かいことに驚き、床暖房をしているのですかという質問で終わる。夏期は、冬期と反対に暑さを感じない快適さを味わって、冷房器のないことに不思議そうな顔をされる方が多い。繰り返して申し上げるが、高気密・高断熱住宅は、これまでの住宅に比べてコストが高くなる。

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